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平屋ならではの魅力とは
平屋の家は、一階建てならではの快適さや利便性があります。
家族が心地よく暮らせるためには、様々な要素が重要です。
・二階建てもいいけど将来的に平屋を考えたい
・二階建ての方が安全?災害の場合は二階建てが有利?
・日当たりとプライバシーは大丈夫かな?
ここでは、
平屋の快適な生活空間を作る10の
ポイントを紹介していきます
これらのポイントを意識して平屋の家を建てることで、
家族が心地よく過ごせる快適な生活空間を実現することができます。
家族の幸せを追求するために、平屋の家づくりに取り組んでみませんか。
将来に備えての空間づくり
平屋にすることで段差を少なくできる間取りができます。
例えば二階に忘れ物をした時でも何度も上り下りしなくて済むので
移動が比較的スムーズになります。
小さいお子さんがいる場合で寝室が二階の場合、
抱っこをして降りなければなりません。
階段があることで転倒を未然に防ぐことができます。
時間短縮で家事楽の同線
平屋のメリットは一階で全てを完結できることです。
洗濯物を回して干して畳んでファミリークローゼットに入れるという動作を
一階で完結できるのは時間短縮にもなり家事がとても楽になります。
わざわざ洗濯物を干しに二階に移動しなくてもいいですし、
ファミリークローゼットがあれば各部屋に洗濯物を持って行かなくても
いいのでとても便利です。
家族とのコミュニケーション
平屋では家族との距離が近くなるためどこにいても
コミュニケーションがしやすくなります。
間取りによってはLDKを家の中心にして周りを囲むように
間取りを考えれば顔を合わせる機会が増えます。
特に子育てしている家庭ではお子さんの遊んでる姿が二階ではなく
目の届く範囲になるので安心できる環境づくりができます。
外からの視線が気にならない家づくり
平屋は二階建てに比べて防犯が気になるポイントです。
その解決策として
・人通りに面して窓を少なくする
・窓の位置を高めに設置する
・目隠しになる高めの植栽を窓側に置く
といった設計にすれば防犯対策とプライバシーを保たれます。
人通りに面した窓はなるべく少なくするもしくは人が通る目線の高さより
高めの位置に設計すれば人の目は気にならなくなります。
植栽においても葉の多い植栽や四季を感じられる花を植えることで
プライバシーの確保だけではなく窓から見える風景も楽しむことができます。
自然の光を取り入れカーテンの入らない空間へ
窓を少なくしたり近隣付近が二階建てが多い場合、平屋にすると日光が
遮られ家の中が暗くなるのではと心配になることがありますが
その解決策の一つ目として
ロの字やコの字
にすることです。
先ほどの防犯対策にもつながりますが、家の形をロの字、コの字にすることで自然光が
入り家の中が暗くなるといった問題を解決できます。二つ目は
天窓
にすることで解決できます。
天窓は壁面の窓に比べて3倍の採光を得られる効果があります。
そのため曇りの日でも天窓による効果が期待でき電気だけでは補えない効果を発揮します。
平屋ならではの外と中のつながり
平屋の屋根の軒を深くすることで得られる魅力と室内に
居ながらお庭の景色を愉しめる空間づくりができます。
屋根の軒を深くすることで雨や風から守ることができる他に
軒下の場所をタイルやウッドデッキにすることで
BBQやくつろげるスペースができ、
家族や一人時間を楽しめる場所ができます。
夏も冬も快適な温度
なるべく建具を減らすといった間取り、天井までの壁を作らない設計をすれば
各部屋にエアコンを設置しなくても快適に過ごすことができます。
夏は涼しく冬は暖かい家ができエアコンの台数も
減らせるので電気代などのコストも抑えることができます。
また、風が通る方向性を考えて窓の配置を考えると
エアコンをつける必要がない時期でも快適な温度になります。
太陽光パネルで快適な暮らし
平屋では二階建てに比べて屋根の面積が大きいので十分に太陽光パネルを
設置することが可能になります。その効果として電気代が高騰している一方、
オール電化を取り入れたり、太陽光発電によって電気料金の削減や
日中に発電し得た電力を夜に使うことができるので節電、
電気代を減らせることができます。
また、蓄電池を導入することで災害時にも強い味方となってくれます。
災害に備える
災害から家族を守ってくれる家づくりをしていきましょう。
土地をまだ購入していない方は地域のハザードマップで確認し浸水の影響を
受けない土地の購入をしましょう。
土地を購入済みの方で浸水の影響が気になる方は盛り土をして
基礎から高めにするといった方法もできます。
それでも気になる方は思い切って二階建ても視野に入れたほうがいいでしょう。
全国のハザードマップが載っているので是非参考にしてみてください。
http://NHK全国ハザードマップ
機密性を高くする
機密性は家の隙間を限りなく少なくすることで快適に過ごせるということです。
どういうことかというと、新築なのに
・冬は寒く窓からの冷えを感じる、床が冷たい
・夏は窓からの西日が暑い
・家の中にいても外の音が気になるなど
床の断熱を厚くし、二階建てとは違って屋根からの直接な日光から
暑さを回避しなければなりません。
安い家は安いなりのメリットはありますが、
新築は同様、快適に将来も快適に過ごす上で重要になってきます。
まとめ
以上が平屋の快適な生活空間を作る10のポイントを紹介しました。
注文住宅での家づくりの参考になれば幸いです。