・家を建てたいけど何から始めたらいいの?
・土地を持っていないから不動産屋で見つけるの?
・近くの住宅展示場にすぐ行った方がいいの?
ここでは家を建てる際に知っておくと役立つポイントを5つ紹介しています。
このポイントを元に注文住宅を設計してみるといいでしょう。
1 予算の明確化
まず何から始めたらいいかわからない方が多いでしょう。SNSで検索すると沢山の情報であふれています。
家を建てるという大きな買い物をするのですから失敗はしたくない。
大手メーカーや地元の工務店でも家づくりの勉強会をしているところは
沢山あり、初めての方には必ずと言っていいほどこの質問がきます。
「FPに相談はしたことがありますか?」と。
家を建てる上である程度の家の予算を把握は大事になっていきます。
把握をしないままに住宅ローンの審査に落ちてしまったら後の祭りです。
また、建築費用の他にも土地の購入費用や付帯設備、諸費用なども考慮しましょう。
予算を設定することで、無駄な出費を避けることができます。
現在の家族構成、将来の子供への資金、車のローン、旅行、老後の資金など今と将来では同じとは限りません。
家を建てたら終わりではなくその先の資金が大事になっていくその第一段階としてFPにまずは相談するのがおすすめです。
各ハウスメーカーや工務店などでも紹介してくれることが多いので必ず資金計画をしていきましょう。
2 土地の探し方
・土地探し
日当たりや風通しの良さ、周辺環境、交通アクセスなど、
住環境全体を考慮して土地を選びましょう。
探す土地は宅地、売地、分譲地があります。
・宅地は住宅や建物を建てるための土地ですが
建築条件が付いている場合があります。
つまり、土地の購入と同時に特定の建築業者との
建築契約を結ぶことが求められる場合があります。
・売地は、単に不動産業者や個人から直接購入可能な土地を指します。
建築条件が付いていない場合が一般的なので購入者は自由に
建築業者や建築計画を選択できます。
・分譲地は不動産開発業者が大規模な土地を分割し、
宅地として販売する地域のことです。
メリットとしてはお隣さんも同じように新しく建てるのでその中での
コミュニティが出来やすいことや、子育て世代も多いので年齢が近く
話しやすいというメリットがあります。
また、土地を購入していない方は自分で探すもしくはハウスメーカーの方にも
土地情報を聞いてみるのも一つの案です。
ハウスメーカー決めをしていなくてもハウスメーカー側から土地情報を
紹介してくれることも多いので有益な土地情報を見つけることができます。
土地を選ぶ際には平屋か2階建てにするのかどちらにするかはあらかじめ決めた方がいいです。
平屋にしたいけど土地が小さすぎて結局、2階建てを選ぶしかなかったとならないように
そこだけは家族と相談しながら決めましょう。
3 間取り、設備のリストアップ
ハウスメーカーが決まったら間取りの提案を各ハウスメーカーがしてくれます。
その中でも自分の譲れないポイントが出てくるでしょう。
家族同士でも間取りや設備の譲れないポイントがあれば話し合ってから
担当してもらう人に伝えるとスムーズに話が進みます。
家のこだわりたいポイント例
・平屋or二階建て
・部屋の数
・トイレは一か所or二か所
・和室
・お風呂の大きさ
・こだわりのメーカーのキッチン
・ダイニング横並びのキッチン
・全館空調
・床暖房
・ベランダ、バルコニーをつけるか
・ファミリークローゼットなど
設備に関してはハウスメーカーによって標準仕様があります。
ショールームに行くとわかるのですが大体の間取りが決まったら
その間取りを元に設備の仕様を標準仕様で紹介してくれます。
ただ、見ていく中でお風呂を大きくしたいなと思ったら大体は標準から外れオプションに
なるのでどこを標準にしてどこをオプションにするか決めていく必要があります。
オプションが増えると見積り金額が大幅に増えるので気を付けましょう。
4.内装、外観のインテリア、色決め
デザインの種類が多いのであらかじめ、
どのデザインが好みか決まっているといいでしょう。
・北欧インテリア
・ブルックリンスタイル
・ミッドセンチュリー
・ホテルライク
・和モダン
・カリフォルニアスタイル
・インダストリアル
・フレンチモダンなど
種類が沢山あるの迷う方はシンプルにメインの壁や建具などは
ホワイトにしておくといいでしょう。
北欧インテリアが好みだとしても数年後模様替えをしたいと
考えることも少なくありません。ホワイトにしておくことで模様替えする時も
好きなテイストにしやすくなります。
数年後の未来は誰も予想できませんから先を見据えた
インテリアにしておくことも一つの案です。
5 どこの注文住宅にお願いするか
①建築期間
②建築の仕様
③支払い条件
④保証内容など
各ハウスメーカーによって内容は違ってきます。
その会社の強みがあるので調べていく必要があります。
どのハウスメーカーにするかは住宅展示場や完成見学会、
地元の工務店から選んでいきます。住宅展示場に行く際にはある程度自分で調べて
家の構造や好みのテイストを選んでから
ピンポイントで住宅展示場に行くのがいいでしょう。
時間があり、見るのが好きな方はいいですが適当に選んで見にいくのは
時間の無駄になってしまいます。
また、こだわりたい設備などがあればハウスメーカーはその設備はできるのかを聞いてみた方がいいでしょう。
例えばキッチンのグラフテクトはハウスメーカーによっては入れられなかったり、
大開口のリビングにしたいと思っていても構造上、
柱が必要ですと言われる場合もあります。
できればある程度、自分が入れたい設備などは決めておいてその設備は
入れることができるかどうか聞いてみるのが一番早いです。
ハウスメーカーに行ったら見積りをお願いしましょう。
見積りがすべてではないですがある程度、各社の比較ができるので
自分に合ったハウスメーカー選びができます。
最後に注文住宅においてこれが正解というものはありません。
一生に一度だと思うと失敗したくないと考えるでしょう。ですが一番は
いかに楽しんで計画していくかだと思います。是非、楽しんで設計していきましょう。